考え方

ルームエアコンは本当にクリーニングで綺麗になるのだろうか

ルームエアコンは本当にクリーニングで綺麗になるのだろうか

クリーニングは必要か?

ルームエアコンのクリーニングはしない選択も検討ください。
費用対効果で考えるとクリーニングはしないと判断できる可能性もあります。

引越しの営業マンにすすめられるままにルームエアコンのクリーニングをするのは待ってください。
「このエアコンは汚いから移設する時は分解クリーニングのチャンスです。」とか
「ついでに分解クリーニングして新居には綺麗な状態で設置したほうがいい」など、すすめられるままにエアコンクリーニングのオプションを設定するユーザーが多くおられます。

確かに、新しい生活のはじまりですので、すっきりした気分でスタートしたい。
そして、新居に引越しするのだからエアコン外した時に綺麗にしたほうが、時間のロスもないし、きっとすごく綺麗になっていると思うことでしょう。
気持ちは判りますが、費用が高いのです。

某引越し業者の価格を参考に説明します。

・エアコンの分解クリーニング:15000円(税別)
・エアコン移設の基本費用:15000円(税別)
・配管4M:2500円/M(税別)
・その他

ざっくりとその他を除いた合計金額が40000円(税別)です。
さらに、他にも材料費が要りますので思った以上に高額になることもあります。
また、お掃除ロボットがついているとさらに高額(+15000円ぐらい)になることもあります。

高価なエアコンを買ってすぐならいいかもしれませんが、7,8年ほど経過していて、10万円以下のエアコンだったら買い替えも視野に入れた方がいいかもせれません。
そう思っていたら、引越しの営業マンからエアコンや洗濯機の販売を進められることがあります。
しかし、彼らは家電の専門ではありませんのでご自身で量販店やネットで購入するほうがベストな選択が出来るはず。

お掃除ロボット付エアコンのクリーニングの限界

エアコンのクリーニングについても、今やお掃除ロボット付が主流ですので、昔のように綺麗に分解することが出来ません。
お掃除ロボットは多数のトラップ構造があり、さわるだけで破損する部品や、見えないぐらい小さなバネがついているとか、思ったように完全に分解することができないのです。

ユーザーが期待するように綺麗にクリーニング出来ていると思っていると乖離があるかもしれません。
私たちも、ルームエアコンのクリーニングで特にお掃除ロボット付のものは納得のいくクリーニングが出来ず、限界を感じています。

フィルター以外にもメンテナンスが必要なエアコン

そもそも、エアコンも扇風機のようにユーザーが分解して掃除出来るように設計するべきなのにそういった配慮が出来たエアコンが存在しないのが残念でしかたありません。
洗濯機はカビの製造工場でも記載していますが、ルームエアコンもまぁまぁ該当しています。
あと、リビングとキッチンがつながっている場合、空気をキッチンの換気扇とリビングのエアコンが取り合うことになります。
当然、エアコンにも油汚れが付着し、それによってファンが重たくなり効率が悪い状況になっていきます。
フィルターだけ掃除していても無意味なことも多いので、綺麗に分解クリーニングができる構造の物を使用することが望ましいです。

参考記事:自分でクリーニングすることも出来ます。


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