考え方

地球温暖化は悪くない

地球温暖化は、それほど悪くないのかもしれない

地球が温暖化になればよくなることも多い

「二酸化炭素が増大したことによって温暖化ガスが大気圏に溜まり、地球は温暖化する。」
温暖化は、そんなに恐ろしいのか?
「二酸化炭素の排出は減らさなければいけない」
今となっては、これは誰だって知っている常識。

地球は、本当に温暖化しているのか?
IPCCは「地球は今後温暖化する。その犯人は人間が排出する二酸化炭素だ」と断言しています。
これに対して、多くの科学者たちが言っているのは、地球が温暖化するかはわからないと言っていることです。

寒冷化しているのでは?

実は温暖化しているとする学者よりも、逆に寒冷化になると予想する学者が多いと言われています。

地球が温暖化になったらどうなるのか

案外、ここを理解している人は少ないのかもしれません。
まず、本当に温暖化しているかは学者たちでも意見が分かれているので棚の上に置いておきます。

善:「おれは、寒冷化がめっちゃ気になってたぞ!」

瀧 :「確率で言うと寒冷化してる。でも、まだ結論は出てないから俺も保留。」

善:「おーっ、めずらしく逃げたな」

瀧 :「いや、どっちでもいいと思ってて、ただ温暖化を悪者にするのはちょっとおかしい気がする。」

善:「温暖化はあかんやろぉ」

瀧 :「そうなん・・・、で、なにがそんなに温暖化だと悪くなるの?」

善:「すいません、続きをおねがいします。」

気象庁の気温上昇予測によると、年間平均で3℃あまり気温が上がり10月~4月の寒い冬は気温が高く7月~9月の夏の気温はあまり上がらないと発表しています。
これは、日本が四方を海に囲まれている環境にあるので気温の変化が少ない立地だから。
つまり、夏はあまり気温が上がらずに、寒い冬が温暖になるということ。
北海道や冬の豪雪地帯にとっては、全くありがたい変化となるわけ。
気候はあくまでも自然現象なので、多くの要因が複雑に絡み合って異常気象が起こる可能性はあります。
でも、温暖化が原因で起こる降雨や水害、積雪などは微々たる物と予測されている。
台風という異常気象に毎年何度も見舞われている日本にしてみれば、温暖化による降雨や積雪などは、さほど問題ない量と判断することができます。

温暖化による主な悪影響

水稲:コメの収穫量は、現在より3℃までの気温上昇では増加、それ以上の上昇では北日本を除き減少します。
果樹:今世紀に2℃上昇するシナリオだと、ウンシュウミカンやリンゴの栽培に有利な温度帯は年を追うごとに北上します。
病害虫・雑草:水田の害虫・天敵の構成の変化、病害の増加します。
死亡リスク:夏季の熱波画像化し死亡率や罹患率に関係する熱ストレスの発生が増加します。
熱中症:熱中症発生率の増加。特に北海道、東北、関東で大きいです。

熱中症リスクよりも脳卒中緩和のメリットが大きい

温暖化による生活や健康へのリスクは、政府や国立の研究所などから多くの報告が出ています。
しかし、どれもこれも科学的な根拠が全くないものばかり。
生活被害として心配されるのは熱中症ですが、これらの報告を確認すると内容は・・・
「猛暑の中でも、かまわずに野外で運動するようなケース」となっています。
そんな危険な状態で、何の手も打たないことなどありえないのではないでしょうか。
2℃ほど気温が上がるだけで、それを根拠に熱中症の恐怖をあおるような報告もどこか歪んでいるように思います。

温暖化することにより、助かる命もある

それよりも温暖化により、冬の気温が2~3℃上がると血管や心臓の循環器系の疾病、それよりも命に直結する病気が緩和されるとされています。
見方を変えれば、その状況の方が良いことだと思います。
狭心症や心筋梗塞を引き起こす廃血性心疾患なども、暖かい地域と寒い地域で死亡率に大きな差があります。
この話題から想像が付きますが、圧倒的に寒い地域が高いです。
くも膜下出血や脳卒中なども寒い時期に多く、高血圧の人や持病を持つ高齢者には、暖かい冬の訪れは歓迎される。

温暖化の影響で、日本はコメ作りが問題となる

稲という植物は、もともと熱帯性のものだったのです。
それを、日本では寒冷地でも美味しいコメとして収穫できるように品種改良を加えているのです。
ですから、基本的には温暖化になってもよく育つはずです。
でも、農林水産省からは気温が上がると稲の収穫が減少する報告ばかり出てきます。
報告書の内容は、温暖化になっても農家や農業試験場が何の対策もしないで、ただただ今までどおりの寒冷地に適した稲を植え続けたら収穫が落ちるといったものです。
もしこれが本当なら、温暖化といった自然現象が原因ではなく政府の怠慢による収穫量の減少とにしか見えません。
それが証拠に農業環境技術研究所では、稲の生育と気温についての正確な計算をし、温暖化によって水稲の収穫量は18%から24%くらい増大するといった報告が出ています。
水稲ばかりではなく、他の農産物にしても熱帯地方があまり収穫が増えず、温帯地方では増え亜熱帯地方では大きく増えると予想されてた発表がありました。
地球レベルで考えても、温暖化は食糧危機を救う可能性のほうが大きいのです。

マラリア

温暖化によって、日本ではマラリアが大量発生すると報道されています。
マラリアは、蚊の媒介によって発病し死亡することもある怖い感染病です。
東南アジアの蔓延の主な原因は、下水道が行き届かないことと衛生面にあります。
日本のように衛生状態が整っている国で、恒久的にマラリアが蔓延するのはあまり現実的ではありません。


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