方法、手法

エアコンに頼らず家を涼しくする方法 街探検編

エアコンに頼らず、家を涼しくする方法 街探検編

この記事は、夏にエアコンに頼らず涼しく過ごすための方法を記事にしたものです。

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街探検

普段なにげに過ごしている街をすこし違った角度で探検しました。
家を涼しくするためのヒントを探すための街探検。
今回は街を探検し、放射温度計でいろんなものを測定して来ました。
放射温度計とは、物に触れずに温度を測定できる優れものです。

暑かったところ

測定時の気温・・・32度
白いガードレール・・・42度
住宅の黒っぽい壁・・・・58度
アスファルトの道路・・・60度
住宅の屋根・・・・75度
停止している車の車体・・・77度

涼しかったところ

測定時の気温・・・32度
公園の土の道・・・・28度
木の表面温度・・・・25度
池の水面温度・・・・24度

微気候(ミクロクリマ)

暑いところに共通しているのは、樹木が少なく土が少ないところ。
さらに、暖まったモノから放射される輻射熱が原因になっていることがわかります。
暑いところを抜けて緑に包まれた公園に入った瞬間、涼しい風が吹いていました。
涼しいところに共通しているのは樹木が多く生えているところ。
つまり、緑に覆われた公園についてはどこを測定しても暑いところはありませんでした。
同じように、日の当たっている道に関しても公園と住宅街では2倍以上温度差がありました。
住宅街の道路・・・60度
公園の道・・・28度
こうした、街の中といった狭い範囲での環境の違いを「微気候」といい、微気候と樹木には大きな関係がありそうです。
微気候とは「びきこう」と読みますがミクロクリマのことをいいます。
ミクロクリマと言われるほうが意味がわかりにくいかもしれませんね。
それはつまり、局所的って意味なんですが、わかりやすく説明します。
テレビの天気情報では、外気温が33度と発表されているのに家の温度計で外気温を測定してみると37度だったりします。
室内の気候は外気温だけではなく、住まいを取り巻く環境でかなり変化するものです。
そのような住まいと、その周辺に限った局地的な気候のことを微気候(マクロクリマ)と言います。

微気候はデザインすることができる

室内気候だけをコントロールするエアコンに頼りすぎず、植栽や建物をデザイン(工夫)することで心地よい微気候を作り出すことができるのです。
そしてこの心地よい微気候の連鎖が、快適な街の気候をつくることになるのです。

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