男性にはわかりにくいかもしれませんが、女性はとても匂いに敏感です。
男の不審な動きを匂いで嗅ぎ分ける能力を持っていると言っても過言ではありません。
当然、臭い男性は女性に嫌われる傾向にあります。
モテるモテないに関係なく、最低限のエチケットとして臭いは抑えておいて欲しいと思います。
頭皮の臭い
洗濯物を部屋干しすると独特の生乾きの嫌な臭いがします。
これは、衣類が長時間湿った状態になることで雑菌が繁殖しやすい条件が長い時間つづいてしまうことが原因です。
対策としては天日干しをすることですが、雨の日なら半乾きまで乾燥機を使用するなど、すぐに水分を乾かすことが必要です。
すばやく水分を乾燥させることで雑菌の繁殖を抑制することができ、あの嫌な生乾きの臭いを抑えることができます。
つまり生乾きの臭いの大きな原因は長時間湿った環境により雑菌が異常繁殖したことになります。
臭いを抑えるのは、いかに雑菌の繁殖を抑えるかにかかっています。
本題に入りますが頭皮も同じで、髪の毛を洗った後はすぐにドライヤーで乾かすことが重要です。
髪の毛の短い男性ほど自然乾燥をする人が多いかもしれませんが、頭皮の臭いを抑えるためにはすぐに頭皮を乾燥させることです。
さらに男性の場合、女性に比べて皮脂の分泌が多いため少量の雑菌であっても異常繁殖するので要注意です。
男性に「ドライヤーできちんと乾かしなさい！」と注意しても意味を理解していないので従いません。
男ほど理屈で説明すれば納得して率先してやるものだと思います。
ちなみに髪の毛が油っぽくべた付く原因もドライヤーである程度改善することができます。
ドライヤーの使い方
タオル越しにドライヤーの風を当てる。
一見、非合理的に見える方法ですが驚くほど合理的です。
実際に乾燥する時間は2倍以上速くなります。
タオル越しに熱風を当てるためドライヤーの熱で髪の毛を痛めるリスクも減ります。
この方法は、女性のように長い髪の毛には特に効果があります。
【しくみ】
乾燥したタオルが髪の毛から水分を吸収します。
水分を吸収したタオルをドライヤーで乾かすことで、どんどんタオルが髪の毛から水分を吸収します。
ドライヤーが終わったころにはタオルも乾いているのでタオルも臭くなりませんから一石二鳥です。
衣類のにおい
衣類に香水をつける人がいますが、香水のような不自然な香りではなく、もっと自然な香りが男女関係なく好まれます。
衣類の香りは、やっぱり柔軟剤で決めるのが基本です。
最近では数多くの柔軟剤がありますが、香りの観点で無難なものはダウニーがお勧めです。
ダウニーは清潔感のある香りで、特に女性に人気があります。
もちろんダウニーの香りが嫌いな人もいますが、比較的無難でいい香りだと私は思っています。
もし、今時点で選択肢を持っていないのであれば、一度ダウニーをお試しください。
汗の臭いを改善
オーストラリア・マクォーリー大学で遺伝学を研究する、イアン・スティーブン氏の実験で明らかになったことがあります。
それは、普段から肉をたくさん食べる人と、普段からフルーツをたくさん食べる人では、汗の臭いに大きな差が出るようです。
実験内容としては、直前に肉かフルーツを食べさせてから、汗を出させて女性たちに好感の持てる臭いはどの汗なのかを確認するような内容だったようです。
実験結果では8割の女性がフルーツを食べた人の汗が効果が持てると回答したようです。
もちろん女性たちには男性たちの顔も見せず何を食べたかも伏せた状況での実験です。
普段から、出来る限りフルーツを食べているほうが汗の香りが変わってくる可能性が高いことがわかってきました。
最後に
最近では「スメハラ」なんて言葉もあります。
悪意はなくても知らない間にスメハラの加害者になっている可能性もあります。
臭いを指摘してくれる人は、よほどの信頼関係がない限りいません。誰にも言われていないとしても対策するべきです。
男性諸君は女性と違ってケアを怠りがちですので注意してください。
臭いと女性だけではなく、後輩や友人からも嫌われることになりますよ。
