小豆(あずき)
あずきと言えば、真っ先に思い浮かべるのがあんこだったり、おしるこだったりしませんか。
その他には、赤飯だったり、サラダだったりと、あずきはデザートからおかずまで、幅広く美味しい食べ物になることで有名です。
栄養も豊富なので、これだけで一つの記事になります。
あずきは、食べる以外にもすごく有効な使い方があることをご存知ですか?
・薬(煮汁には解毒作用がある)
・占い
・楽器の材料
・擬音の発生材料(雨の音とか)
・お手玉のなかの材料
タイトルにもありますが、私は、料理以外で小豆の活用方法の一つの、あずき枕に着目して紹介させていただきます。
あずきは、古事記や日本書紀にも登場するほど、古い歴史があります。
個人的には、妖怪の小豆洗いがとっても好きです。
これは、マグカップですよ。
あずき枕
すでに、商品化されているので、まずはこちらを紹介します。
でもこれ、すこし欠点があります。
袋がしっかりしていて、丈夫なのですが・・・
僕も試してみたけど、奥目やから効果無しでした笑
夏場は着けてて汗かかないんです??
— 大輔 (@gorilla4694) 2017年9月7日
— 大輔 (@gorilla4694) 2017年9月7日
目の上の骨がジャマするんですよ笑 pic.twitter.com/tRdGPZOAdH
— 大輔 (@gorilla4694) 2017年9月7日
大輔さんのように、奥目というか、堀が深いというか、このような ゴリラみたいな顔だと、市販品ではあまり効果がないこともあるようです。
大輔さんの名誉を守るために書きますが、この写真はゴリラであって大輔さん本人の写真ではございません!
やっぱり、市販品よりも自分に合ったものをカスタムして自作したほうがいいと考えます。
あずき枕の作り方はとっても簡単ですので、ぜひ作ってみてください。
ちなみに、大輔さんにアイピローをお勧めしているのは、プロのシンガーソングライターを目指している杉山夢奈(すぎやま せりな)さんです。
#新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/QkFnG7b06e
— せりな (@utukusikhibiyno) 2017年8月30日
あずき枕の作り方
枕と言っていますが、目用(アイピロー)、首肩用など、必要な部位用を作ればいいと思います。
例えば、アイピローを作るのであれば、お手玉のように作れば、どんなにゴリラみたいな堀が深い顔であってもフィットします。
実際に、お手玉の中にあずきを入れて、お手玉を作ることもあるのですが、それをアイピローにしてもいいんじゃないでしょうか。
この場合、すぐに目から落ちないように工夫が必要と思います。
もしかして奥目だったら、ジャストフィットしているのかも!
おまたせしました、作り方を説明します。
電子レンジであたためますので、熱に強い生地(布)である必要があります。
一番良いのは、綿100%かリネン(麻)
※化学繊維は、発火するので絶対に使用しないでください。
つまり、天然繊維100%であれば、タオルやハンカチ、そして古着など使えるものは多いです。
個人的には、手ぬぐいなどのやわらかい生地で作るのがおすすめです。
その生地(布)を袋の形に裁縫してあずきを入れれば完了です。
作り方の説明としては、非常に雑ですが、好きな形の袋を作ってそこにあずきを入れるだけです。
面積が大きくなる場合は、キルト加工(キルティング)すると、あずきが固定されて形が安定します。
あずき枕の使い方
加熱しすぎに注意してください。
加熱しすぎるとあずきが破裂する恐れがあります。
使い方は、電子レンジの設定を必ず600W 以下で使用してください。
温度設定が可能なら、75度にしてください。
温める時間は、あずきの量によって変わりますので、お手玉くらいでしたら40秒ぐらいを目安に温めてみてください。
次に再使用するには4時間以上の間隔を空けて使用してください。
あずきの中に水分がないと効果がありませんので、連続して使用することはできません。
だからと言って、あえて湿気の多いところに置く必要はありません。
カビが生える危険性があるので、よくありません。
あずき枕のお手入れと寿命
袋が汚れてきたら?
あずきは洗ってはいけませんので生地(布)を新しいものに交換するか、生地(布)だけを外して洗濯して下さい。
あずきを濡らすとカビが生えますので、保管場所には注意が必要です。
毎日、1回使用している間は気にしなくて良いですが、たまにしか使用しない場合は、冷蔵庫で保管することが望ましいです。
さらに、長期間使用しないとなると、冷凍庫で保管しないといけなくなります。
いつまで使えるのか?
あずきの水分は時間が経過すると戻るので繰り返し使用できますが、少しずつ水分の保有量が減っていきます。
水分が減少すれば、あずきが割れやすくなります。
また、あずきの水分が暖かい効果の元ですから、水分が減少すれば、温まりにくくもなります。
袋の上から触ってみれば、割れが多くなってきたら、寿命のサインです。
水分が少なくなったあずきは、いくら温めても温くならないので加熱時間がどんどん長くなります。
長く加熱しないと使えなくなってきたら、それも寿命のサインです。
なぜ、あずきなのか?
それは、あずきが水分を多く含む豆だからです。
加熱すると、その水分が温かい水蒸気となって出てきます。
蒸気による温熱は、表面だけでなく体の奥まで熱が届くという特徴があります。
湯たんぽやカイロは、乾熱と呼ばれる乾いた熱ですので、肌表面しか温めてくれません。
だから、アイピローとして使うと、目の奥まで温めてくれるというわけなんです。
この要領で、首や肩を温めると、体の芯まで温めてくれますので、非常に血行がよくなります。
私は、夏でもこれを毎日使用しています。
仕事の合間に5分ほど当てておくと、あずきが目のくぼみにフィットして、すごくいい気持ちになります!
首や肩なら、15分程度が良さそうです。
寿命を迎えたあずきは食べられるのか?
こんな質問をもらったので掲載しますが、保管状態がよくカビが生えていなければ食べることはできると思います。
ただ、私は食べたことがありません。
割れていることが多いので、食べようと思ったことがありません。
でも、味は別として食べられるとは思います。
もう一度言いますが、私は食べたことがありません。
試作中
私は、個人的にコーヒーがとても好きです。
だから、コーヒー豆でも枕を作って、楽しんでいます。
これであればコーヒーの香りは好きだけど、コーヒーが飲めない人にもお勧めできるかもしれません。
まだ、試作中ですので、完成したら改めて公開します。