素数が好き
私は素数の不思議な力にいつも魅力を感じています。
素数とは「1とその数自身との外には約数がない正の整数」。
素数は無数に存在します。
例えば、2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, ・・・
と続くわけです。
素数は大きくなればなるほど強いと感じています。
身近な自然に関係ある素数は 17 あたりまでだと思います。
私は、仕事でもプライベートでも常に素数を意識しています。
なぜって言うのはこれから説明していきますが、確信的なものはありません。
ただ、数に迷ったときには素数で決めるようにしています。
素数ゼミ
北アメリカには13年や17年目ごとに大量発生するセミがいますが、このセミのことを「素数ゼミ」と呼んでいます。
なぜこのセミが素数である13年や17年の周期で大量発生するのかは解明されていません。
ですが、この周期にセミが羽化するのは「生存上のリスクを減らしているのではないか?」と考えられています。
なぜ、そう考えられているのか?
大きな怪獣を例にして一緒に考えて見ましょう。
階段を下りるときの歩幅を見てみる
背の低いこどもは階段を下りる時1段ずつ降りるとします。
背の高い大人は、階段を下りる時2段ずつ降りるとします。
さらに大きな怪獣なら階段を下りる時3段ずつ降りるとします。
それぞれの降りる段数は規則性があるので一定。
小さな怪獣は3段ずつでしたが、さらに大きくなると4段ずつ、5段ずつと増えていきます。
どこまでもいくとキリが無いので一番大きな怪獣の歩幅を10段としておきます。
怪獣に踏まれないようにする
運悪く、大人と怪獣が降りてくる階段の途中にアリがいるとします。
大人や怪獣に踏まれたら即死。
どうしても踏まれたくないのでアリは考えました。
どこか安全な段はないものか?
アリたちは階段についている足跡を見てみました。
すると、1段目を除くと11段目、13段目、17段目、19段目・・・121段目、143段目、169段目・・・には足跡がないことがわかった。
つまり、10よりも大きな素数と、その素数の倍数の階段だけは踏まれる心配がないことがわかりました。
アリたちは、急いで10よりも大きな素数の段数にそれぞれ移動したようです。
素数ゼミ つづき
素数ゼミが羽化するのは10よりも大きな素数の年でした。
まだ解明されていませんので定かではありませんが、生存上のリスクを減らすために10よりも大きな素数の年に羽化すると考えられている根拠がわかったような気がしませんか?
日本のセミは羽化のタイミングがいつなのか確認されていません。
セミの種類によって4年とか6年とか7年とかいろいろ憶測があります。
私の予測は素数の年ではないかと睨んでいます。
ですので5年とか7年周期で羽化しているのではないでしょうか。
私は素数を選択する
仕事柄、チームを組むことがよくあるのですが、その時はリーダー以外は1人を作らずに素数の人数でチームを組むように分担しています。
2人よりも3人の方がいいです。
機械のネジを固定する数も素数を選ぶことが多いです。
なぜ、素数を選んでいるのかやっぱり明確な答えは言えませんが私の経験上、素数は一番強い印象を持っています。
あなたも、もしも数で迷ったときには素数を意識すればいいのかもしれません。