考え方

『適量のお酒は健康に良い』は嘘


お酒が原因で、人生を狂わした人がたくさんいます。
テレビや新聞を見ない私にまでも、TOKIOの山口さんのニュースを目にしました。
私は、山口さんだけが悪いとはとても思えませんが、このような騒動になっているのはきっと、大人の事情が複雑にからんでいるのでしょう。
※これは2018年5月初めに書いた記事です。
芸能界にはあまり興味がないのでこれ以上触れませんが、山口さんの記事を読んで思ったのは、お酒が寛容される日本の風潮が、彼のような被害者を生み出しているのかもしれないと思いました。
そして、なぜお酒が寛容されて、タバコが寛容されないのかを考えてみました。

アルコール依存症

私の母親もアルコール依存症だったと聞いています。
母親の家系は酒豪揃いで、いくらでもお酒が飲める体質のようです。
私もその遺伝子を引き継いでいるのか、お酒で酔いつぶれた経験がありません。
いくらでも飲めるからと言って、好きなだけお酒を飲むのには疑問があり、私は滅多にお酒を飲むことがありません。
そう言えば父親もやかんで日本酒を飲んでいたと聞いた記憶もあります。(゚д゚lll)
下の画像のように、徳利がなくて、全部お酒。それをコップでググッっと。

おじいちゃんは、ご飯に日本酒を入れて食べていたとも聞きましたが、どこまでが本当の話なのか、私にもわかりませんので聞き流してください。

適量のお酒は健康に…

たまに聞く「適量のお酒は健康に良い」をネタにお酒を誘ってくる人がいますが、この話は間違えています。
これは、お酒を飲め(飲ま)ない人の中には、不健康な人が含まれているという観点が抜けています。
私のように、飲めるのに飲まない人もいますが、そもそもドクターストップにより、お酒を禁止されている人たちがこの統計には含まれています。
例えば、グラフに書けば、こんな感じになります。
※グラフはイメージ( 横軸:飲酒の量 縦軸:不健康度 )

このグラフを見れば、適度な量を飲酒する人は健康に見え、ある程度の量を超えると不健康に傾くように見えます。
そして、注目しないといけないポイントがここで、飲酒しない人より、適度な量を飲酒する人のほうが健康に見えます。
繰り返しになりますが、飲まない人の中には、そもそも飲酒とは関係なく不健康な人が含まれていることを考慮しなければいけません。
気を付けていただきたいのは、グラフっていうのは知識がある人が作れば、見せたいように都合が良いように作れることを知っておかなければいけません。

タバコは寛容されない

私自身、タバコを吸った経験がないので偏った意見になりそうなのですが、煙だから多くの人は普通嫌いです。

「ちょっとタバコ吸ってもいいですか?」
「吸うのはいいけど、吐くのはやめてくださいね!」

なんて会話があるのも、煙を吸いたくないからでしょう。
料理をしていても、煙を好き好んで吸う人なんていないと思います。
私は、お灸や線香の煙ぐらいなら好きですが、それ以外の煙は出来るだけ吸いたくないと思います。
私の仕事場では、タバコを規制することはしませんが、誰かがタバコを吸いに行くときは、全員で休憩時間にします。
だから、タバコを吸う人には宣言をしてもらっています。
タバコにも良いところがあって、タバコを吸う空間には、部署や役職など関係なく話ができるようで、貴重な情報源になっています。
私のチームでは、タバコを吸ってきた人が戻ってきて、仕入れてきた情報を聞いてから休憩を終わるようにしています。
これを導入してからは、タバコを吸う人も吸わない人も仲良く仕事が出来るようになりました。

さいごに

私はタバコを吸わないし、お酒もほとんど飲みませんので、「ストレスが溜まりませんか?」なんて聞かれることがありますが、ストレスが溜まることはありません。
だって、ストレス解消法なんて、他にいくらでもありますから。
それに、やっぱりお酒は飲まないのが一番体にやさしいと思っています… と自分に言い聞かせています。
本音を言うと、自分の体質が酒豪で底なしだから、ものすごくビビっています。


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