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掃除機選びのコツ

掃除機選びのコツ

掃除機を選ぶポイント

いきなり、結論を書きますが、掃除機は絶対に実機を見て動かしてご自身で体感して比較してください。

掃除機に関してはスペック表やレビューだけでは参考にならないことが多い。

改めて掃除機を選ぶ3つのポイント

1. バキューム能力

一番気になるところかと思いますが、実はここ、そんなに気にする必要ありません。

本当はダストピックアップ率を見たいところですが、あまり一般的ではなく、表記されることが無いので参考にできません。

次に吸込仕事率ですが、デカデカと大きく表記されていますね。(600Wとか)

しかしこれ、大きければ良いってものじゃありません。

吸込仕事率にこだわるメーカーは多く、その理由はインパクトを与えやすく、売りやすいと考えているから。

吸込仕事率とは、空気力学的動力の最大値、つまり掃除機の空気を吸い込む能力を表すものですが、掃除機の清掃能力はノズルの構造にも大きく依存するので、吸込仕事率に清掃能力が比例するとは限りらない。

回転ブラシがついていると格段に掃除能力は上がります。

吸い込み仕事率は車でいうところの馬力に相当します。

100馬力のフィット1.3Lと600馬力GTR(NISMOモデル)で普段の乗車でどれだけの差があるのでしょうか。

実は、吸込仕事率は250Wもあればすでに十分。

それが証拠に、ダイソンは表記してないから判らないと思いますが、私が某メーカーで掃除機を開発中にダイソンの吸込仕事率を測定した結果は250Wほどしかありませんでした。(キャニスタータイプ)

しかし、掃除する能力にさほど影響を与えている様子はありません。

ダイソンが吸引力が変わらないのは、初めから吸込み仕事率が弱いからあまり変化しない。

つまり、吸込み仕事率で掃除能力を勝負していない。

 

2.騒音レベル

騒音値はユーザーに取って分かりやすく、しかも有用な指標。

しかし、JISによる性能表示の義務付けがないし、回転ブラシの音は含まれないため実機の運転状況を確認する必要があります。

意外にブラシの音は大きいので要チェック。

 

3.ダストボックス方式

ランニングコストを除外すれば、性能面は紙パックがまだまだ有利。

紙パックがゴミ袋とフィルターの役割を兼ねているため、面倒なフィルター掃除が不要で、ゴミ捨ては紙パックごと捨てればよいという手軽さと清潔さがあります。

また、紙パック内でゴミが自然に圧縮されるので、ゴミ捨ての回数が少なくて済むところもいい。

 

まとめ

吸込仕事率は割り切ってスルーし、回転ブラシ付きの重量が軽くて静かな掃除機がお勧め。

ちなみに私が使用している掃除機「エアシス」は部屋の空気よりもきれいな排気を出す掃除機で、掃除すればするほど、空気清浄も行ってくれるので窓を開ける必要がありません。

オススメしている掃除機と私が使っている掃除機が違うように思うかもしれませんが、掃除機には今回紹介していないような付加価値があるものがありますので、必ず、実機をさわって確かめてください。

 

 

掃除機の豆知識編

掃除機のモーターには整流子としてカーボンブラシを使ったものが多いです。

カーボンブラシが磨耗し切るとモーターが回転しなくなります。

私がその昔開発していた掃除機のモーター寿命は500時間ぐらいだったと記憶しています。

500時間なら、毎日8分で10年間。

当初私は短くないか?とも思ったが、それ以上に耐久性をあげると急にコストが上がるため、慎重に調査した結果、この時間で問題ないとした経緯がありました。

もし、お気に入りの掃除機が寿命を迎えた時は、およその使用時間を計算すればカーボンブラシが無くなったのかが想像できます。

ですので、カーボンブラシを交換すればさらに長く使えるのでお気に入りの掃除機ならカーボンブラシを交換すればいいこととなります。

実は、カーボンブラシなどを使わないブラシレスモーターもあるのですが、コストパフォーマンスの面で、業務用に限っていることが多いです。

 

掃除機の歴史

1901年に列車の座席から塵を吹き飛ばす装置のデモンストレーションを見て、塵は吸い取った方がいいだろうと考えた人がいました。

その人はレストランの椅子の上にハンカチを広げ、それを自分の口で吸いつけ、さらに塵を吸い付けてみたそう。

塵はハンカチの下面に集まったので、そのアイデアがうまくいくと確信した。

汚いとか、あほ?とか言っちゃダメです。

このような人たちのおかげで便利な商品がこの世にあるわけですから。

1905年に世界初の電気掃除機が、アメリカの会社からポータブル型掃除機として売り出されました。

この掃除機の重量は92ポンド。

1ポンド=0.45キロ・・・・90ポンド=40.5キロ!

この時、私はポンドをキロに換算し、ポータブルの意味を辞典で調べ直しました。

1907年、オハイオ州で学校用務員をしていたジェームズ・マーレー・スパングラーは、扇風機と箱と枕カバーを使ってアップライト型掃除機を発明した。

なんと、この掃除機には大きめのゴミを集めるための回転ブラシも備えていた。

文面だけだと、小学校の工作みたいに想像するかもしれませんが、今のアップライト型とそんなに形は変わっていないのです。

1910年、ヨーロッパ初の電気掃除機を、P・A・フィスカーが Nilfisk と名付けて発明しました。

フィスカーの掃除機は17.5kgの重量で、1人でも何とか使用可能だった。

わずか5年ですごく進化しました。

1931年にやっと日本でも東芝が電気式掃除機を販売。

でもね、当時は掃除機の値段も高いし、重たいし、なによりも板間や畳が一般的な住宅では「ほうき」や「はたき」で十分でした。

ゴミを家の外に掃き出す方が簡単で早かった。

こういった文化があったので電気掃除機は殆ど普及しませんでした。

1960年代に団地が増えだして、家の外にゴミを掃き出すのは近所迷惑になるようになった。

この辺りから電気掃除機が団地に受け入れはじめ、だんだんと普及しはじめました。

 

 

 

 

 

 

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