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住居不法侵入者との遭遇
第1回では、不法侵入者であるゴキブリがどのようにして家屋に浸入しているのか?
その侵入経路をクローズアップしました。
また、その対処方法についても記載しました。
そして、善ちゃん宅に現れたゴキブリについてもまだ対処できていませんでした。
以前ゴキブリを昼に見かけて、そのまま放置していたことがありましたが、夜になっても同じ場所に潜んでいることにすごく驚いたことがありました。
なので、善ちゃん宅に現れたゴキブリも、もう少し時間の猶予があると思いたい。
善:「それ、ただの願望な。」
不法侵入者を確保せよ
しかし、しかしです!どんなに侵入を妨害しようとも家に100%ゴキブリが居ないなんて考えるのは非常に甘い。
そう、いつかは必ずやつと遭遇する日が訪れることを覚悟しておかなければいけません。
彼らもまた、私たちの事を大変恐れている(見つかったら殺される)。
なので好き好んで現れることはありません。
人間も同じですが、寝ていたり寝ぼけていたりすると、ついうっかり遭遇してしまうことだってあります。
善:「そうそう俺は今、まさにその遭遇中ってやつやから。」
瀧 :「えっ、まだ処理出来てなかった? (゚д゚)! 」
善:「しょーもない、顔マーク出してる場合じゃないから」
ゴキブリの処理方法
掃除機で吸い込む
虫嫌いにっとっては、一番スムーズかと思います。
なーんだって思うかもしれませんが、注意点もありますので最後まで読んでください。
掃除機に吸われたゴキブリはどうなるかというと半死状態になります。
吸った瞬間に、ホースの凸凹に衝突しながらダストボックスまで一気に叩き付けられます。
これを人間で例えるなら、およそ100メートルの崖から落っこちるのと同じです。
ゴキブリの体長3~4cmとして、掃除機のホースが約2メートルだとします。
人間の身長が160~170cmで換算すると約100メートル。
100メートルを一瞬で叩き付けながら移動させられるのです。
話は脱線しますがダニなら即死します。
なぜなら、ダニを人間で換算すると神戸から大阪(東京から横浜)まで一気に投げられるのと同じですから。
ダニは掃除機で吸えたらすべて即死します。
ただ、ゴキブリの生命力はすごいんです。
ダストボックスに放置していると復活します。
復活して出てくるかもしれないしダストボックスで繁殖するかもしれません。
なので掃除機で吸った場合には次の一手が必要。
出来れば見ないで処理したい場合
ホウ酸を吸わせるといいでしょう。
少量で構いません、ゴキブリはホウ酸が体に付着しただけで100%死亡します。
運悪くゴキブリにホウ酸が付着しなかったとしても、狭いダストボックス内でホウ酸に触れずに動くことは不可能でしょう。
またホウ酸は、ゴキブリにとっては毒ですが、人間にとっては食塩と同じぐらいの毒性ですので300gほどが一度に体内に入らない限り、悪影響はありません。
少々部屋の中にまき散らしても安全ですので安心ください。
厳重注意
ホウ酸が無いからってスプレー式の殺虫剤で代用する事はやめてください。
繰り返しますが絶対に殺虫剤を掃除機に吸わせてはいけません。
掃除機のモーターは頻繁に火花が出ています。
掃除機の構造は吸った風でモーターを冷却するしくみになっているので、殺虫剤を噴射する時に出たガスが、モーターの火花に引火する可能性があります。
確実に仕留める場合
吸った直後にダストボックスを開けてトドメをさす。
吸った直後は半死状態ですのでほとんど動きません。
“トドメをさす“といっても直接手を下す必要はなく、庭に穴を掘ってポイって捨てて埋めればいいかと。
ちょっと怖いけど、これが一番確実ですね。
掃除機のデメリット
掃除機を準備するのに時間がかかること。
充電式は、吸い込み仕事率が100Wほど(あまりにも少なすぎて表記していません。)なので吸い損ねます。
仮に吸えてもピンピンしているので、すぐに出てきます。
絶対に、キャニスタータイプの掃除機を準備しないといけません。
自作アタッチメント装着
お手持ちの殺虫剤に自作アタッチメントを装着して確実にしとめる!
自作アタッチメントは簡単に自作できます。
作り方
大きめの空のペットボトル(2Lとか)を1本準備します。
底の部分を、まっすぐにカットします。
(このカットは、非常に重要です。だって、隙間ができると逃げちゃいます)
できればカットした部分の隙間を埋めるようなスポンジが貼れれば完璧です。
キャップ部分を外して、お手持ちの殺虫剤を装着すれば出来上がりです。
善:「なんとなくわかるけど絵ごころゼロやな。」
瀧 :「たしかこれ善ちゃんが書いたイラストだったよね?」
善:「どうりで味のある絵やなぁって思ったわ」
瀧 :「実物を写真に撮ったけど、以外に善ちゃんのイラストのほうがいいかもって思ったから」
善:「ありがと!」
使い方
殺虫剤をセットした状態だと、こちらの動きが鈍くなりますのでペットボトルの蓋を装着しておいて、殺虫剤はうまく被せることが出来てからセットしてもいいです。
見つけたゴキブリに被せて「プッシューッ」とします。
うまく被せられたときは思わず「勝ったな」って言っちゃいます。
善:「それ、エバンゲリオンな」
瀧 :「?? (-.-)」
善ちゃんが何のことを言っているのか?さっぱりわかりませんがうまく被せられた時はほんとに気持ちがいいです。
これのいいところは、無駄にあちこち殺虫剤をまく必要がないこと。
殺虫剤の量も最低限で済むのでペットがいる家庭でも使えるかもしれません。
なによりも、手早く準備が出来ることが良いです。
アタッチメントのデメリット
被せるのに勇気がいる。
高いところとか距離があると手が届かない。
善:「俺はアタッチメントがいいわ」
瀧 :「ペットボトルある?」
善:「あーっ今は冷蔵庫にある1.5Lのコーラだけやわぁ」
瀧 :「じゃぁ、今から一気飲みでもする?」
善:「あほかぁー!」
補足
ゴキブリは死ぬ瞬間に卵をばらまきます。
ゴキブリを処理した付近は、ぞうきんなどで拭いておくのがベストです。
番外編
洗剤でも死にます。
お風呂で出会った時はシャンプーか風呂用の洗剤でもかけてやりましょう。
呼吸が出来なくなり即死します。
善:「ゴキブリを1匹見たら他に100匹ぐらいおるって聞いことあるぞ」
瀧 :「まぁ、他にいない事を祈りましょう!」
善:「神頼みかい!」
善ちゃんが言っているように、すでに侵入を許したゴキブリだっている可能性は高いです。
見て見ないふりならぬ、見ないで見ぬふりはできませんね。
見えないところに潜んでいるゴキブリにも対策したほうがいいです。
その対処方法については、第3回に続きます。